長い夏休みをしてしまい、ワークショップの夏休みを含めると約2ヶ月ぶりに参加しました。
参加者は3名。1名は夏休み前から取り組んでいる大判の洋書の仕上げにかかっていました。他の2名は夏休み報告などの情報交換(単なるおしゃべり?)
私はフランスとイタリアへ教会美術見学の旅行をしていましたので、旅行中目にした美術品修復に関するフランスとイタリアの政府というか、国を挙げての対応について、おしゃべりしました。
中でも感銘を受けたことは、フランスのブルゴーニュ州オータンという歴史のある市で日本人の高橋久雄氏という方がフランス政府公認の壁画修復師として素晴らしいお仕事をなさっていること。そのお人柄にも打たれましたし、外国人であるにもかかわらず、壁画修復という地味な仕事を、純粋に仕事の質で正当に評価するフランス政府の文化財に対する姿勢にも感銘を受けました。
また、イタリアでも違う角度から美術品の修復保存に賭ける国を挙げての取り組みに意気込みを感じました。
美術館の公開展示をしているフロアーのど真ん中に彫刻や絵画の修復室がガラス張りで開設されているのには、あきれるほど驚きました。
考えてみれば、修復中で見ることができないという見学者の欲求不満をある程度納得させた上で、修復や保存ということにも理解を深めてもらうことができる、とっても大胆にして有効な手ですよね。
いろいろ、おしゃべりしたいことがあるのですが、図書館資料の修復保存からどんどん離れるので、ひとまずこれで。
それにしても、ハーバード大の修復部の体制や設備や、何もかも、羨ましい限りです。
しかし、京大でも少ぉしづつ私達の願いが実現していっているような気がします。
2007年09月27日
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